2025年世界ベテランズ選手権第2日は10月8日、ハンガリー・タタバーニャでDivisionC(46~50歳)とD(51~55歳)が行われ、DivisionC62kg級の栗尾直樹(住谷道場)が4試合に勝って優勝した。
同選手は、1回戦で昨年のグレコローマン同級銀メダルのドイツ選手を破るなどして決勝へ進出。アレクサンダー・リャシェンコ(カザフスタン)を6-0で下し、この大会初出場で初優勝を飾った。茨城・霞ヶ浦高~日体大でレスリングを続け、世界ジュニア(現U20)選手権と世界大学選手権で3位の記録を持つが、世界一は初めて。
同選手の成績は下記の通り。
【62kg級】栗尾直樹(住谷道場) 優勝=11選手出場《ブラケット》
決 勝 ○[6-0]Alexandr LYASHENKO(カザフスタン)
準決勝 ○[4-0]Jean F. CORNIL(フランス)
2回戦 ○[2-2]Nicholas R. HULL(米国)
1回戦 ○[VSU、1:53=10-0]Christopher J. LANG(ドイツ)