(2025年9月13~21日、クロアチア・ザグレブ)
【男子フリースタイル65kg級】
ラフマン・アモウザドハリリ(Amouzadkhalili, Rahman Mousa=イラン)
2002年7月17日生まれ、23歳。2018・19年に2年連続でカデット(現U17)のアジア選手権と世界選手権を制覇。2021年に世界ジュニア(現U20)選手権61kg級で優勝し、シニアの世界選手権にも出場(11位)。2022年、65kg級にアップしてアジア選手権を制覇。その勢いで世界一に輝いた。
2023年もアジア選手権で優勝したが、世界選手権は5位。2024年パリ・オリンピックでは決勝で清岡幸大郎に敗れて銀メダル。今年は2月のランキング大会第2戦(アルバニア)で勝ち、世界選手権決勝で清岡幸大郎にリベンジして2度目の世界一に輝いた。
■ラフマン・アモウザドハリリの話「本当に一生懸命に練習し、この瞬間を1年近く待ち望んでいました。この優勝を手にできてうれしいです。体力面でも精神面でも、そして分析にも力を入れてきました。これからもっと大きな計画と目標があります。これは私にとって始まりに過ぎず、終わりではありません。2ヶ月後にはイスラム競技大会に出場します。
(国別対抗得点の優勝に貢献できて)過去12年間、我々は優勝できませんでしたが、7つのメダルを獲得し、ついに優勝することができました。イランの人々が喜んでくれていることがうれしく、それが私にとっても何よりの喜びです」(UWWサイトより)
《1回戦~決勝の成績》=ブラケット
決 勝 ○[VSU、2:52=10-0]清岡幸大郎(日本)
準決勝 ○[5-0]Biabani, Peiman Bioukagha (カナダ)
4回戦 ○[6-5]Sujeet, Sujeet(インド)
3回戦 ○[VSU、4:57=12-1]Woods, Real Marshall Ray(米国)
2回戦 ○[VSU、1:56=13-0]Khadzhimurodov, Irkomzhon(キルギス)
1回戦 BYE
【表彰式】
[1]Amouzadkhalili, Rahman Mousa (イラン)
[2]清岡幸大郎(日本)
[3]Jalolov, Umidjon(ウズベキスタ)
[3]Woods, Real Marshall Ray(米国)
[5]Biabani, Peiman Bioukagha (カナダ)
[5]Ibragimov, Ibragim Charaputinovich(UWW=ロシア)