【2025年世界選手権・展望（28）】パリ2位のアリレザ・モフマディピアニ（イラン）が勝ち抜くか…男子グレコローマン87kg級

《試合日》9月20日（土）・21日（日） ／クロアチア・ザグレブ

男子グレコローマン87kg級・予想シード順

（注）最終エントリーによって確定します。下記と変わる場合があります。

［1］David LOSONCZI（ハンガリー）
［8］Arkadiusz KULYNYCZ（ポーランド）
［5］Islam ABBASOV（アゼルバイジャン）
［4］Alireza MOHMADI（イラン）

［2］Turpal BISULTANOV（デンマーク）
［3］Aleksandr KOMAROV（セルビア）
［6］Exauce MUKUBU（ノルウェー）
［7］Milad ALIRZAEV（UWW）

男子グレコレーマン87kg級・展望

　パリ・オリンピック優勝（セメン・ノビコフ＝ブルガリア）は不出場。同2位のアリレザ・モフマディピアニ（イラン）、同3位のターパルアリ・ビスルタノフ（デンマーク）が、あと一歩届かなかった思いをぶつける。

▲パリ・オリンピック2位のアリレザ・モフマディピアニ（イラン）。世界一なるか＝UWWサイトより

　モフマディピアニは2月のランキング大会第２戦（アルバニア）を制して好調。ビスルタノフはランキング大会第1戦（クロアチア）と第4戦（ハンガリー）で優勝し、実力を見せている。

　202３年世界王者でパリ・オリンピック5位のダビッド・ロソンツィ（ハンガリー）は今年の欧州選手権を制する強さ。同じパリ5位のアルカディウシュ・クリニチ（ポーランド）は2度の国際大会でメダルを逃すなど、やや停滞している。

　欧州選手権3位のアレクサンダー・コマロフ（セルビア）とイスラム・アッバソフ（アゼルバイジャン）、オリンピック予選を勝ち抜きながら制裁で出場できなかったミラド・アリルザエフ（UWW＝ロシア）らが、優勝争いに加わるか。

　阪部創（自衛隊）が、昨年のオリンピック予選出場などの経験をいかして上位へ食い込めるか。

男子グレコレーマン87kg級・予備エントリー選手

《日本代表選手》阪部創（日本）
Alireza MOHMADI（イラン）＝2024年パリ・オリンピック2位
Turpal BISULTANOV（デンマーク）＝2024年パリ・オリンピック3位
David LOSONCZI（ハンガリー）＝2024年パリ・オリンピック5位／2025年欧州選手権優勝
Arkadiusz KULYNYCZ（ポーランド）＝2024年パリ・オリンピック5位
Aleksandr KOMAROV（セルビア）＝2025年欧州選手権3位
Islam ABBASOV（アゼルバイジャン）＝2025年欧州選手権3位
Milad ALIRZAEV（UWW＝ロシア）＝2024年オリンピック欧州予選1位
Payton JACOBSON（米国）＝2025年パンアメリカン選手権優勝
Bachir SID AZARA（アルジェリア）
Vigen NAZARYAN（アルメニア）
Erion RAMLJAK（オーストラリア）
Yoan DIMITROV（ブルガリア）
Jianwen LUO（中国）
Ivan HUKLEK（クロアチア）
Lasha GOBADZE（ジョージア）
Hannes WAGNER（ドイツ）
Karan KAMBOJ（インド）
Baurzhan MUSSIN（カザフスタン）
Asan ZHANYSHOV（キルギス）
Sanghyeok PARK（韓国）
Marcel STERKENBURG（オランダ）
Exauce MUKUBU（ノルウェー）
Patrik GORDAN（ルーマニア）
Damian VON EUW（スイス）
Hamza SERTCANLI（スウェーデン）
Hasan KILINC（トルコ）
Yaroslav FILCHAKOV（ウクライナ）
Stanislau SHAFARENKA（UWW＝ベラルーシ）
Mukhammadkodir RASULOV（ウズベキスタン）
Luis AVENDANO ROJAS（ベネズエラ）