2013.03.17

5月15日にニューヨークで米国とイランの親善試合

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 イランの「テヘラン・タイムス」などが報じたところによると、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は3月13日、イランが2020年五輪にレスリングが存続するためのキャンペーンを開始したことを明らかにした。まず国際オリンピック委員会(IOC)に存続を求める書簡を送るという。

 アゼルバイジャンの通信社「TREND」は、5月15日に米国・ニューヨークのタイムズ・スクェアで米国とイランとで親善試合が行われることを報じ、世界でも前例のない両国間の結束によってIOCへレスリングのすばらしさをアピール、五輪におけるレスリングの存続を求めることを伝えている。

 同大統領は「レスリングは騎士道、スピード、パワーを兼ね備えたオリンピック精神を表すスポーツである」と述べた。イランは、これまでの五輪で同国が獲得した60個のメダルのうち、レスリングは38個を取っている。