※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
フィリピンの「デイリー・インクワイアー」紙によると、アジア・オリンピック評議会(OCA)のシェイク・アーマド・アルハファド会長(クウェート)は、レスリングが2020年五輪からの除外危機に面していることに関し、9月のIOC総会(ブエノスアイレス)での支援を明言した。
先週、フィリピンを訪れていた同会長は「レスリングは、アジアのみならず全世界のスポーツ界にとって大変重要な競技。陸上と並び、オリンピックの根幹をなすスポーツだ」と主張。「IOC(理事会)の決定は尊重する。しかし、ブエノスアイレスでの投票がすべてだ。まだチャンスはある」と話し、IOC総会でのレスリング存続決定を全面的に支援するという。
115人のIOC委員のうち、アジアからは24人がメンバーとなっている。