2013.03.14

夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)がIOCにレスリング五輪除外の再考を促す

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)は12日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会が先月、レスリングを2020年五輪からの除外を決議したことに対し、「IOC、およびオリンピック・ムーブメントの観点からして最善のやり方ではない」とし、別のプロセスで行うようIOCに“建設的な書簡”を送る声明を発表した。

 ASOIFは、夏季オリンピックに実施されるスポーツ競技の国際競技連盟が加盟する非営利スポーツ団体。国際レスリング連盟(FILA)を含めて26競技団体が加盟している。

 すでに、各国オリンピック委員会連合(ANOC=オリンピックについてIOCと協議し必要な事項を要求したり各国共通の問題を討議する機関)の理事会も、総意としてレスリングを2020年五輪の実施競技に残すため全力を尽くす旨の声明を発表ししている。