※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
サインするFILAラロビッチ会長代行(右)とCELAチェノフ会長(FILAホームページより)
FILAのネナド・ラロビッチ会長代行、CELAのチェノ・チェノフ会長、EOCのパトリック・ヒッキー会長との間で12日にスイスで合意のサインしたという。実施されるのは男子両スタイルと女子。
ラロビッチ会長代行はEOCの決断に感謝し、アゼルバイジャンのアザド・ラヒモフ青少年スポーツ大臣は「レスリングの参加を歓迎したい。レスリングは私たちに最も重要なスポーツであり、レスリングの実施によって大会の成功に近づいた」とのコメントを寄せた。
欧州にはこれまでアジア大会のような総合大会がなく、EOCが2015年に第1回大会を開催することを決めたが、レスリングは多忙を理由にEOCとの話し合いに応じず、このままでは実施しないことを表明していた。
ロシア協会のホームページでは、同国のゲオルギ・ブルース副会長が「FILAとCELAの役員は、なぜマルティニティー前会長がEOCからの申し入れを無視していたのか不思議に思っている」と、前会長の行動に疑問を呈した。
なお、同年の欧州選手権も予定通り行うという。