2025.08.04NEW

日浦璃毘兎(福井・敦賀気比高)は銀メダル…2025年U17世界選手権・最終日

 2025年U17世界選手権最終日は8月3日、ギリシャ・アテネで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝へ進んだ60kg級の日浦璃毘兎(ひうら・りひと=福井・敦賀気比高)は銀メダル、3位決定戦に回った51kg級の椎名遥玖(東京・文化学園大杉並高)も敗れて5位に終わった。

 日浦はU17アジア選手権3位のシテンダー(インド)と対戦。第1ピリオドで1-6とリードを許し、第2ピリオドも1ー8へ。終盤に追い上げたものの、4-9のスコアで敗れた。初の国際大会でメダルを獲得した。

▲決勝で敗れ、金メダルを逃した日浦璃毘兎=UWWサイトより

 椎名は敗者復活戦を勝ち上がってきたジャマル・バカエフ(UWW)と対戦。5-12で敗れ、2度目の国際大会でのメダル獲得はならなかった。

 男子フリースタイルは「金1・銀1」を獲得。2011年から続いているメダル獲得の伝統を守り、2年ぶりにチャンピオンを誕生させた。国別対抗得点は79点で、昨年の7位を上回る5位だった。優勝は4階級優勝で154点をマークした米国。イラン、カザフスタン、アゼルバイジャンと続いた。

▲「金1・銀1」を取り、国別対抗得点5位の男子フリースタイル・チーム=チーム提供

 各選手の成績は下記の通り。(最下段にチーム提供写真掲載)


男子フリースタイル

 【51kg級】椎名遥玖(東京・文化学園大杉並高)   5位=22選手出場《ブラケット》
3決戦 ●[5-12]Dzhamal BAKAEV(UWW)

《以下、前日に実施》
準決勝 ●[VSU、2:56=0-11]Ulugbek RASHIDOV(ウズベキスタン)
3回戦 ○[フォール、1:46=4-1]Sina G. ORDOU(イラン)
2回戦 ○[VSU、1:56=11-0]Serghei CAMBUR(モルドバ)
1回戦  BYE

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 【60kg級】日浦璃毘兎(福井・敦賀気比高)   2位=26選手出場《ブラケット》
決 勝 ●[4-9]Sitender SITENDER(インド)

《以下、前日に実施》
準決勝 ○[5-3]Nathan G. NASH(カナダ)
3回戦 ○[6-0]Ulukman C. ZHEKSHENKULOV(キルギス)
2回戦 ○[7-0]Hasan HASANOV(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[VSU、1:34=10-0]Pavlos NTIANTIADIS(ギリシャ)

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《国別対抗得点》
[1]米国 154点、[2]イラン 150点、[3]カザフスタン 91点、[4]アゼルバイジャン 90点、[5]日本 79点、[6]ウズベキスタン 79点、[7]インド 59点、[8]キルギス 56点


《以下、前日に実施》

 【45kg級】古澤陸(大阪・大体大浪商中)   7位18選手出場《ブラケット》
3回戦 ●[1-5]Mirjalol MUKAMMILOV(ウズベキスタン)
2回戦 ○[7-0]Yongqiang HUANG(中国)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 【71kg級】小林賢弥(大阪・大体大浪商高)   17位25選手出場《ブラケット》
1回戦 ●[4-9]Zubair BAGILOV(UWW)

※敗者復活戦に回れず

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 【92kg級】山中創太(神奈川・慶應義塾高)   15位23選手出場《ブラケット》
2回戦 ●[4-11]Said RIZA(トルコ)の勝者
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず


《以下、チーム提供写真》

▲60kg級決勝

▲60kg級表彰式

▲60kg級銀メダル・日浦璃毘兎