2013.03.10

FILA会長選の立候補はネナド・ラロビッチ会長代行のみか…ロシア副会長が予想

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア・レスリング協会のホームページは3月8日、同国協会のゲオルギ・ブルース副会長が地元のスポーツ通信社「オール・スポーツ」のインタビュー記事を掲載。同氏は5月18日の国際レスリング連盟(FILA)の臨時総会で予定されている会長選挙の立候補は、ネナド・ラロビッチ会長代行のみになるだろうと同氏の会長昇格を予想した。

 ラロビッチ会長代行は、ミラン・エルセガン前会長(1972~2002年)をアシストする形で長年にわたってFILAに貢献。ロシアのみならず、米国、アジア、アフリカ、イスラム圏の多くの国を支えてきたと評価している。

 ロシアのミハイル・マミアシビリ会長(1988年ソウル五輪金メダリスト)など、ロシア人が立候補する可能性を問われると、「マミアシビリ会長の力なくして現状は打開できない」としながらも、ロシア協会はラロビッチ会長をサポートしてこの難局に臨むことを決めていることを明らかにした。