※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロシア・レスリング協会はホームページ上で、五輪V3を含む12度の世界一に輝いたアレクサンダー・カレリン氏の「オリンピックの金メダルを国際オリンピック委員会(IOC)に返上するといった間違った役に立たない抗議はしないように」との声明を掲載した。
カレリン氏は「金メダルは汗と血の結晶であり、フェアなファイトで勝ち取ったことを忘れてはならない。今必要なことは、国際オリンピック委員会(IOC)と粘り強く対話をしていくこと。対話のみが道を開ける」と主張している。
IOC理事会の2020年五輪からのレスリングの除外勧告に対し、2人の五輪王者が金メダルをIOCに返上し、1人がハンガーストライキという実力行使に出ている。