2025.07.13NEW

U20アジア選手権(キルギス)出場の男子グレコローマン・チームが帰国

 キルギス・ビシュケクで行われた2025年U20アジア選手権に出場した男子グレコローマン・チームが7月12日、成田空港に帰国した。昨年取った金メダル(五味虹登)はなかったが、3選手が銅メダルを取り、国別対抗得点は6位だった。

▲キルギスから帰国した男子グレコローマン・チーム=チーム提供

 角雅人監督(自衛隊)は「全体的に見て、グラウンドのデフェンスが課題」と、これまでと同様の弱点を指摘。スタンド戦では自分のスタイルをつくれていい感じで試合を進めても、グラウンドの防御になるとローリングやリフト技を防げずに失点し、そのまま追いつかないパターンが目についたと言う。

 外国チームでは、開催国という理由もあるかもしれないが地元のキルギスの躍進を感じたという。昨年のパリ・オリンピックで2選手(60kg級=ジョラマン・シャルシェンベコフ、77kg級=アクジョル・マフムドフ)が優勝候補だった国だけに、U20やU15の世代の強化も順調そう。「日本もそうなるよう、下からの強化をがんばりたい」と話した。