(2025年3月28日、ヨルダン・アンマン / 動画・録音提供=UWW)
■女子57kg級優勝・屶網さら(KeePer技研)「(決勝は)勝つことだけを考えて一生懸命に闘いました。残り時間を気にせず、最後までポイントを取れるようにチャンスをつかもうとしました。第1ピリオドは、パワーがすごいと感じ、その圧に負けないよう、どれだけ失点を押さえられるかを意識しました。優勝できて、よかったです。
57kg級は藤波朱理選手も出てきます。藤波選手だけではないのですが、今は藤波選手を目標にして、勝てるようにしたい。勝てたら、次は世界選手権になるので、頑張りたい」
■女子65kg級・森川美和(ALSOK)「優勝して、久しぶりにウィニングランをできました。それは、すごくうれしかったのですが、今回はそんなに強い選手が出ていたわけではないので、試合内容を振り返るところもあります。まずは金メダルを取れたことをよかったと思います。最初は北朝鮮の選手がエントリーしていましたが、いなくなって、今回の出場選手の中では負けられなかった。今年は世界選手権で優勝することが目標。まずアジアで優勝できてよかったのですが、世界にはまだまだ強い人がたくさんいる。ランキンング大会でも負けているし(注=最後は優勝)、そうした相手に勝てる準備をしていきたい。
(外国選手が)日本の対策をしていることを感じますし、世界のレベルも上がっていますけど、それに負けずに練習し、日本が一番強い、と言ってもらえるように頑張りたい。アタックする組み手や距離感が課題です。日本で気持ちを新たにして頑張って、もっと面白いレスリングをしたい。次の明治杯で優勝し、クロアチアでの世界選手権でも優勝できるように頑張りたい」
■女子62kg級3位・尾﨑野乃香(慶大)「負けてしまったけど、オリンピックが終わって階級を戻し、すべて経験だと思っています。今回は悲しい思いをしてしまいましたが、はい上がって頑張っていきます。体重はすんなり落ちましたけど、気持ちはきつかったです。ここに来てから、緊張しました。こんなに緊張したのは初めてだと思います。これも経験だと思い、日本に帰ってからもっと頑張ろうと思います」