【ティラナ(アルバニア)】世界レスリング連盟(UWW)の2025年第2回ランキング大会「ムハメト・マロ国際大会」第4日は3月1日、アルバニア・ティラナで男女6階級が行われ、53kg級の清岡もえ(育英大)が4試合を勝ち抜いて優勝した。
清岡は2連勝のあと、昨年のU23欧州選手権優勝のリリヤ・マランチュク(ウクライナ)を撃破。決勝では、昨年の欧州選手権55kg級優勝、パリ・オリンピック代表のアンドリア・ベアトリス・アナ(ルーマニア)を6-0で下した。
清岡は2018年のU15アジア選手権以来、10大会連続で国際大会のメダルを獲得(優勝は7回)。シニアの53kg級は初出場で初優勝。
女子76kg級の山本和佳(至学館大)と男子グレコローマン67kg級の矢部晴翔(自衛隊)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【53kg級】清岡もえ(育英大) 優勝=10選手出場
決 勝 ○[6-0]Andreea Beatrice ANA(ルーマニア)
準決勝 ○[15-8]Liliia MALANCHUK(ウクライナ)
2回戦 ○[VSU、3:23=12-2]Yuxuan LI(中国)
1回戦 ○[VSU、4:43=10-0]Felicity K. TAYLOR(米国)
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【76kg級】山本和佳(至学館大) 7位=12選手出場
1回戦 ●[VSU、5:13=1-11]Anastasiya ALPYEYEVA(ウクライナ)
※敗者復活戦に回れず
【67kg級】矢部晴翔(自衛隊) 14位=19選手出場
1回戦 ●[3-6]Baiaman KARIMOV(キルギス)
※敗者復活戦に回れず