2月26日(水)~27日(木)にインド・ニューデリーで行われるカザフ・クレシの世界選手権に男子2選手が出場する。
カザフ・クレシはカザフスタンの伝統レスリングの一種で、世界レスリング連盟(UWW)もレスリングのスタイルとして認定しており、年間の「大会スケジュールにも記載されている。
布製のベルトが付いた特別なジャケットを着用して闘い、相手を地面に投げつけることを目指す。ベルトより上のどこでも相手の体をつかむことができる一方、足をつかんだり、地面に横たわったりすることは認められていない。衣服やベルトをつかむ、腕や胴体をつかむ、スイープ、フック、突き、背中、腰、胸への投げなどがさまざまなテクニックが認められている。選手の間では「半袖柔道」と呼ばれている。
昨年9月にカザフスタン・アスタナで行われた第5回「ワールド・ノマド・ゲームズ」(関連記事=主に中央アジアを中心に行われている民族スポーツに特化した国際的なスポーツ競技会)でも実施されており、今回出場する福井裕士(天理大レスリング部・新監督)は、その大会にも出場している。
日本選手団は下記の通り。74kg級は26日、90kg級は27日に行われる。
【監督】田中弘済 (大神工業)
【出場選手】
▼74kg級 出花崇太郎 (総合格闘技道場コブラ会)
▼90kg級 福井裕士 (天理大監督)
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