2月26日(水)~3月2日(日)にアルバニア・ティラナで行われる世界レスリング連盟(UWW)の2025年第2回ランキング大会「ムハメト・マロ国際大会」に出場する女子・チームが2月24日、成田空港発のトルコ航空で出発した(2月7日掲載の派遣予定選手から、3選手が辞退し、7選手の派遣)。
昨年の世界選手権の55、72kgで優勝した清岡もえ(育英大)と石井亜海(育英大)が出場するが、ともに階級を下げての出場。清岡は初の53kg級での国際大会となり、今後の闘いへ向けての試金石となる。石井は本来68kg級の選手であり、2022年は同級で世界2位の実力を持つ。72kg級で世界一となった実力を発揮できるか。
2023年世界選手権55kg級優勝の村山春菜(自衛隊)、昨年の世界選手権65kg級で銅メダルだった森川美和(ALSOK=2022年同級世界一)は、ともに同じ階級にエントリー。前世界チャンピオンの強さを見せるか。2023年U23世界選手権50kg級優勝の伊藤海(早大)、昨年のU20世界選手権59kg級優勝の尾西桜(日体大)も、それぞれの階級に出場する。シニアの舞台で実力を発揮するか。
大会スケジュール、日本選手団は下記の通り。男子グレコローマンは25日に出場する。
2月26日(水)男子フリースタイル57・61・65・70・74・86kg級
27日(木)男子フリースタイル79・92・97・125kg級/女子50・55kg級
28日(金)女子59・62・65・68kg級/男子グレコローマン77・87kg級
3月 1日(土)女子53・57・72・76kg級/男子グレコローマン63・67kg級
2日(日)男子グレコローマン55・60・72・82・97・130kg級
【男子フリースタイル監督】湯元進一(自衛隊)、【同コーチ】奥井眞生(自衛隊)
【女子監督】冨田和秀(自衛隊)、【同コーチ】志土地翔大(ジェイテクト)
【男子グレコローマン監督】藤村義(自衛隊)、【コーチ】松井謙(The Best Wrestler)
【審判】小塚英晃(愛知・犬山高教)
【男子トレーナー】梶尾安正(JSC)、【女子トレーナー】秋山未来(JSC)
【男子フリースタイル】
▼57kg級 弓矢健人(日体大)
▼61kg級 須田 宝(山梨学院大)
▼65kg級 田南部魁星(日体大)
〃 荻野海志(山梨学院大)
▼70kg級 青柳善の輔(クリナップ)
▼74kg級 高田 熙(自衛隊)
▼79kg級 神谷龍之介(日体大)
▼97kg級 吉田アラシ(日 大)
【女子】
▼50kg級 伊藤 海(早 大)
▼53kg級 清岡もえ(育英大)
▼55kg級 村山春菜(自衛隊)
▼59kg級 尾西 桜(日体大)
▼65kg級 森川美和(ALSOK)
▼68kg級 石井亜海(育英大)
▼76kg級 山本和佳(至学館大)
【男子グレコローマン】
▼60kg級 塩谷 優(自衛隊)
▼67kg級 矢部晴翔(自衛隊)
▼77kg級 櫻庭功大(自衛隊)
▼87kg級 阪部 創(自衛隊)
▼97kg級 鶴田峻大(自衛隊)
▼130kg級 奈良勇太(警視庁)