2013.02.22

3月7日にFILAネナド・ラロビッチ会長代行がIOCジャック・ロゲ会長と会談へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ロシア・レスリング協会のホームページは、ロシアの日刊スポーツ紙「Sports Express」による国際レスリング連盟(FILA)のネナド・ラロビッチ会長代行へのインタビュー記事を掲載。同会長代行は3月7日(木)に国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長(ベルギー)と会談する予定を明らかにした。

 ラロビッチ会長代行は、2020年五輪での復活採用の可能性を「1週間前は0(ゼロ)だった。(FILAの改革に着手した)今は30パーセントに上がった。私たちの必死の努力により、来週には60パーセントに上がる」と話した。

 同会長は、こうした事態になったのは「一夜にしてではない」とし、見栄えのするルールに変えることをせず、IOCのリクエストに応じてこなかったFILAの姿勢に問題があったと指摘。早急に観客から「分かりづらい」と批判のあるグレコローマンのルール改正に取り組む姿勢を示した。
 
 ロゲ会長との会談までに問題点を洗い出し、「IOCの要求に応えるべく体制を整えたい。ロゲ会長は私たちとの会談することを歓迎してくれている。私たちは決してあきらめない」と話した。