2013.02.16

初日から白熱した論議…FILA理事会(タイ)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 日本協会の福田富昭会長は2月15日、羽田空港発のシンガポール航空で国際レスリング連盟(FILA)の理事会が行われるタイ・プーケットへ向けて出発した。

 理事会は当初、16~17日の予定だったが、五輪競技からの除外の危機に、15日夕方から開始。同行した木名瀬重夫・日本協会専任コーチによると、初日からかなり熱の入った議論がかわされたという。

 FILAのラファエル・マルティニティー会長(スイス)は取材に訪れた共同通信の取材に対し、「レスリングは五輪を象徴する競技だ。国際オリンピック委員会の決断は理解しがたい」と不満を表明。「約180の国内競技連盟と力を合わせ、ロシアのプーチン大統領ら政治家にも働き掛けていく」と話した。