※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
銅メダル獲得の森下史崇(右から2人目)=撮影:田南部力監督
森下は1、2回戦を勝ったあと、3回戦で昨年のゴールデンGP決勝大会5位のアーチョム・ゲベコフ(ロシア)に0-2で敗れた。しかし、敗者復活戦に回って2試合を勝ち、3位決定戦で昨年11月のNYACホリデー国際大会(米国)優勝のアザマト・ツスカエフ(ロシア)を破り、銅メダルを決めた。
74kg級の高谷惣亮(ALSOK)は初戦の2回戦で昨年の世界ジュニア選手権3位のニャムバヤール・バータル(モンゴル)に勝ったものの、3回戦でイラン選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
女子は67kg級の井上佳子(クリナップ)が2位で、51kg級の志土地希果(至学館大)と59kg級の伊藤彩香(至学館大)は3位に入賞。
井上は昨年2位のロシア選手などを破って決勝へ進んだが、2011年世界選手権63kg級3位のナサンブルマー・オチルバト(モンゴル)に敗れた。
志土地は初戦で昨年の世界選手権48kg級5位のタチアナ・アマンゾル(ロシア)に敗れながら、敗者復活戦を勝ち上がった。伊藤は準決勝でこの大会3連覇を目指すアンナ・ポロブネバ(ロシア)に敗れた後、3位決定戦で勝った。
各選手の成績は下記の通り。
男子フリースタイル | 女 子 | |||
55kg級 | 74kg級 | 51kg級 | 59kg級 | 67kg級 |
◎男子フリースタイル
【55kg級】森下史崇(日体大) 3位=36選手出場
3決戦 ◯[2-0(2-0,4-1)]Azamat Tuskaev(ロシア)
敗復戦 ◯[2-0(5-0,1-0)]Egor Dmitriev(ロシア)
敗復戦 ◯[2-0(1-0,3-2)]Vladislaf Petrov(ロシア)
3回戦 ●[0-2(0-5,3-6)]Artyom Gebekov(ロシア)
2回戦 ◯[2-0(1-0,1-0)]Khuresh Donduk-Ool(ロシア)
1回戦 ◯[2-0(6-3,3-0)]Belek-Ool Kuzheget(ロシア)
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【74kg級】高谷惣亮(ALSOK) 16位=34選手出場
3回戦 ●[1-2(1-0,0-1,0-1)]Mostafa Khosejkhani(イラン)
2回戦 ◯[2-0(3-0,3-0)]Nyambayar Baatar(モンゴル)
1回戦 BYE
◎女子
【51kg級】志土地希果(至学館大) 3位=14選手
3決戦 ○[フォール、1P(F5-0)]Lubov Salnikova(ロシア)
敗復戦 ○[2-0(3-0,3-2)]Davaachimeg Erkhembayar(モンゴル)
1回戦 ●[1-2(1-1,0-1.0-3)]Tatyiana Amanzhol(カザフスタン)
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【59kg級】伊藤彩香(至学館大) 3位=13選手出場
3決戦 ○[2-0(3-0,3-2)]Lyubov Oleynikova(ロシア)
準決勝 ●[0-2(1-2、TF0-8)]Anna Polovneva(ロシア)
2回戦 ○[2-0(2-0,3-0)]Anastasiya Vovchuk(ロシア)
1回戦 ○[2-0(TF6-0,3-2)]Dzhulija Satyinbekova(カザフスタン)
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【67kg級】井上佳子(クリナップ) 2位=10選手出場
決 勝 ●[2-1(1-0,3-6,1-4)]Nasanbrmaa Ochirbat(モンゴル)
準決勝 ○[2-0(TF6-0,1-0)]Julia Bartnovskaya(ロシア)
2回戦 ○[2-0(5-0,TF7-0)]Anta Sambou(セネガル)
1回戦 BYE