2024.09.24

【2024年パリ・オリンピック・レビュー(14)】男子フリースタイル65kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

(2024年8月10~11日、フランス・パリ)


【男子フリースタイル65kg級】
Kiyooka, Kotaro(清岡幸大郎=三恵海運)

(撮影=保高幸子)

(撮影=保高幸子)

※略歴は《パリ・オリンピック特別サイト選手略歴》参照

 ■男子フリースタイル65㎏級優勝・清岡幸大郎(三恵海運)「小さい頃からオリンピックという舞台での優勝を夢見ていたので、最高です。ようやく夢を実現することができました。この結果をしっかりかみ締めるとともに、支えてくれた皆様に感謝の言葉を伝えたい。昨日の準決勝では作戦をちょっと練りすぎて、前半戦が硬くなってしまった部分があった。そこで決勝は『やってきたことを出すだけ』だと(戦略を立てず)自分のレスリングで最後までやり通そうと決意して臨みました。

 (勝負を決した“リンクルホールド”について)あのイランの選手は手足が長く、グランドポジションになったら絶対(得意の)リンクルで返せると思っていました。本当はあそこでテクニカル(スペリオリティ)で終わらせるつもりでしたけど、タイムアップになってしまった。後半も圧倒する気持ちで臨んだんですが、簡単に勝負をつけさせてもらえなかった。最初に大量得点できたことはすごくよかった」


《1回戦~決勝の成績》トーナメント表
決 勝 ○[10-3]Amouzadkhalili, Rahman Mousa(イラン)
準決勝 ○[5-1]Tumur-Ochir, Tulga(モンゴル)
2回戦 ○[8-6]Rivera, Sebastian C(プエルトリコ)
1回戦 ○[VSU、2:57=10-0]Sacultan, Maxim(モルドバ)

(撮影=保高幸子)

[2]Amouzadkhalili, Rahman Mousa(イラン)
[3]Rivera, Sebastian C(プエルトリコ)
[3]Dudaev, Islam(アルバニア)
[5]Tumur-Ochir, Tulga(モンゴル)
[5]Muszukajev, Iszmail(ハンガリー)