2024.07.26

マハメドカビブ・カジマハメダウ(AIN=ベラルーシ)がパリ・オリンピック参加へ、男子フリースタイル74kg級は18選手で実施

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 

 世界レスリング連盟(UWW)は7月4日、パリ・オリンピックの男子フリースタイル74kg級にベラルーシのAIN(中立)選手の出場を認めた。同級は規定の16階級に難民選手団が出場するので、計18選手で争われる。

 出場が認められたのは、欧州予選を勝ち抜いたマハメドカビブ・カジマハメダウ(2019年までロシア)。2021年東京オリンピック同級で2位に入っており、2月の欧州選手権は79kg級で2位だった。

 国際オリンピック委員会(IOC)は6月14日に、パリ・オリンピックに出場できるロシアとベラルーシの選手を発表したが、同選手はそのときのベラルーシの選手(6人)には入っていなかった。そのため中国とイタリアの選手が繰り上がって出場を認められ、難民選手を合わせて17選手で試合が行われる予定だった。

 ベラルーシのAINは、男子グレコローマン97kg級のベラルーシのアブベーカー・ハスラハノフも出場予定で、2選手が参加する。

※7月25日掲載の男子フリースタイル74kg級のエントリー選手に同選手を追加し、展望を修正します。

▲パリ・オリンピックへ参加することになった東京オリンピック2位のマハメドカビブ・カジマハメダウ