※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
AP通信やロイター通信が報じたところによると、国際オリンピック委員会(IOC)は11月7日、ロンドン五輪レスリングの男子フリースタイル74kg級で3位に入ったソスラン・ティギエフ(ウズベキスタン=右写真)のメダルを違反薬物使用によりはく奪すると発表した。
ティギエフは興奮剤のメチルヘキサンアミンに陽性反応を示したという。3位決定戦でティギエフに敗れたガーボル・ハトシュ(ハンガリー)が5位から繰り上がる見込み。以下の順位も繰り上がる場合、16位だった高谷惣亮(ALSOK)は15位となる。同選手は2008年北京五輪では同級で2位だった。
五輪でメダルを剥奪された選手は、陸上女子砲丸投げで優勝したナドゼヤ・オスタプチュク(ベラルーシ)に次いで2人目。