※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2023年西日本学生秋季リーグ戦は12月9~10日、大阪・堺市金岡公園体育館で行われ、一部リーグ決勝は周南公立大が近大を4-3で破り、5季連続23度目の優勝を遂げた。5季連続は、1964年春季~1969年秋季を制した関大の「12季連続」、2001年秋季~2005年秋季を制した立命館大の「9季連続」に続く3位タイとなる連覇記録。
周南公立大は、予選A組を3戦全勝で通過。決勝は4季連続で近大との対戦となり、開始から2連勝。第3試合を落としたものの、続く74kg級で西村将希が白星。125kg級を落としたものの、65kg級で小石原央義主将が勝ち、チームの勝利を決めた。
3位決定戦は立命館大が日本文理大を5-2で破った。同大学が3位入賞を果たすのは2017年秋季以来、10季ぶり(コロナによる中止を除く)。
二部リーグは、前回まで3季連続で2位だった帝塚山大が、最終戦で関大との全勝対決にも勝って6戦全勝をマーク。2019年秋季以来3度目の優勝を達成し、一部昇格を決めた。3位は同志社大。
各試合結果は下記の通り。
順位表・個人賞 | 一部リーグ・内訳成績 | 一部リーグ星取表 |
二部リーグ・内訳成績 | 二部リーグ星取表 |
《個人賞》
【八田杯(一部最優秀選手)】森東大樹(周南公立大)、【小田原杯(二部最優秀選手)】升田康太(帝塚山大)、
【松井杯(一部敢闘賞)】河村政栄(近大)、【井川杯(二部敢闘賞)】小林風斗(関大)
【岩野杯(年間功労賞)】荒木瑞生(九州共立大)、【ゴールデンホイッスル賞】下地智也(福岡大)
【順位決定戦】
▼決勝
周南公立大○[4-3]●近大
▼3位決定戦
立命館大○[5-2]●日本文理大
▼5・6位決定戦
福岡大○[4-3]●大体大
▼7・8位決定戦
九州共立大○[6-1]●中京学院大
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【予選Aリーグ】
▼3回戦
周南公立大○[5-2]●立命館大、福岡大○[4-3]●九州共立大
《予選順位》[1]周南公立大 3勝、[2]立命館大 2勝1敗、[3]福岡大 1勝2敗、[4]九州共立大 3敗
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【予選Bリーグ】
▼3回戦
近大○[4-3]●日本文理大、大体大○[4-3]●中京学院大
《予選順位》[1]近大 3勝、[2]日本文理大 2勝1敗、[3]大体大 1勝2敗、[4]中京学院大 3敗
▼5回戦(続き)
帝塚山大○[6-1]●南九州大、関学大=BYE
▼6回戦
関大○[5-2]●同志社大、天理大○[4-3]●桃山学院大
関学大○[4-3]●南九州大、帝塚山大=BYE
▼7回戦
同志社大○[4-3]●天理大、帝塚山大○[4-3]●関大
桃山学院大○[5-2]●関学大、天理大=BYE
《最終順位》[1]帝塚山大 6勝、[2]関大 5勝1敗、[3]同志社大 4勝2敗、[4]天理大 3勝3敗、[5]桃山学院大 2勝4敗、[6]関学大 1勝5敗、[7]南九州大 6敗