【2023年アジア大会・展望(11)】エンフサイハン・デルゲルマン(モンゴル)が世界2位の実力見せるか…女子68kg級

▲世界2位の実力は本物か、エンフサイハン・デルゲルマン(モンゴル)=2023年世界選手権(UWWサイトより)

 

(2023年10月4~7日、中国・杭州 / この階級は6日に実施)


 今年の世界選手権2位のエンフサイハン・デルゲルマン(モンゴル)が出場する。これまでずば抜けた実績のある選手ではないので、この大会の結果で本当の実力が試される。2021年東京オリンピック代表(7位)のゾウ・フェン(周鳳=中国)が3大会連続優勝(2014年は75kg級)を目指すが、今年の世界選手権は上位進出ならず。巻き返せるか。

 2008・12年オリンピック代表で、約10年のブランクから復帰した2010年大会63kg級チャンピオンのイェレナ・シャリギナ(カザフスタン)は、どうか。34歳。4月のアジア選手権は3位だったが、世界選手権は8位だった。

 2022年U23世界選手権2位の松雪成葉(ジェイテクト)、U23アジア選手権2位のラディカ(インド)、同3位のヌルザト・ヌルタエワ(キルギス)らが、優勝戦線に浮上できるか。


 《エントリー選手》=10選手エントリー
松雪成葉(日本)
Delgermaa ENKHSAIKHAN(モンゴル)=2023年世界選手権2位
Feng ZHOU(中国)=2023年アジア選手権3位
Yelena SHALYGINA(カザフスタン)=2023年アジア選手権3位
RADHIKA(インド)=2023年U23アジア選手権2位
Nurzat NURTAEVA(キルギス)=2023年U23アジア選手権3位
Kanha CHEA(カンボジア)
Hyeonyeong PARK(韓国)
Firuza ESENBAEVA(ウズベキスタン)
Dieu Thuong LAI(ベトナム)