※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ベオグラード(セルビア)】2023年世界選手権最終日は9月24日、当地で前日開始の男子グレコローマン3階級のファイナルが行われ、67kg級は2021年東京オリンピック60kg級優勝のルイス・オルタ・サンチェス(キューバ)が優勝。この階級で初の世界一に輝いた。
87kg級は昨年3位のアリ・センギズ(トルコ)が初の世界一へ。2021年東京オリンピック王者でウクライナの国会議員を務めるジャン・ベレニュクは3回戦でセンギズに負けたあと、敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを手にした。63kg級は昨年2位で今年の欧州選手権優勝のレリ・アブラーゼ(ジョージア)が勝った。
国別対抗得点は、昨年2位だったアゼルバイジャンが2階級を制し、120点をマークして優勝。1階級優勝のイランが102点で続き、トルコ(93点)、キューバ(73点)と続いた。「銀1・銅1」の日本は45点で13位だった。
国別対抗得点と各階級の上位選手は下記の通り。
【67kg級】
[1]Luis Orta Sanchez(キューバ)
[2]Hasrat Jafarov(アゼルバイジャン)
[3]Mate Nemes(セルビア)
[3]Mohammedreza Geraei(イラン)
[5]Amantur Ismailov(キルギス)
[5]Slavik Galstyan(アルメニア)
※特別試合の結果、Slavik Galstyan(アルメニア)がオリンピック出場枠を獲得
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【87kg級】
[1]Ali Cengiz(トルコ)
[2]David Losonczi(ハンガリー)
[3]Zhan Beleniuk(ウクライナ)
[3]Semen Novikov(ブルガリア)
[5]Nursultan Tursynov(カザフスタン)
[5]Islam Abbasov(アゼルバイジャン)
※特別試合の結果、Nursultan Tursynov(カザフスタン)がオリンピック出場枠を獲得
【63kg級】
[1]Leri Abuladze(ジョージア)
[2]Murad Mammadov(アゼルバイジャン)
[3]Enes Basar(トルコ)
[3]Georgij Tibilov(セルビア)
[5]dec. Stefan Clement(フランス)
[5]Hrachya Poghosyan(アルメニア)