※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【ベオグラード(セルビア)】2023年世界選手権第8日は9月23日、当地で前日開始の男子グレコローマン3階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ60kg級の文田健一郎(ミキハウス)、3位決定戦に進んだ72kg級の原田真吾(ソネット)ともに敗れ、銀メダルと5位に終わった。
文田は昨年優勝のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)と対戦し、開始早々に4点を奪われる厳しいスタート。そり投げに活路を見い出して攻めたが、最後は6-11で敗れた。昨年の銅メダルから順位を上げ、出場した4度の世界大会でいずれもメダルを獲得。
原田は、敗者復活戦を勝ち上がって来た昨年の世界王者アリ・アルサラン(セルビア=元イラン)にテクニカルスペリオリティ(テクニカルフォール)で黒星。初の国際大会でのメダル獲得はならなかった。
各選手の成績は下記の通り。
【60kg級】文田健一郎(ミキハウス) 2位=40選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[6-11]Zholaman Sharshenbekov(キルギス)
《以下、前日に実施》
準決勝 ○[5-1]Gevorg Gharibyan(アルメニア)
準々決勝 ○[3-1]Liguo Cao(中国)
3回戦 ○[6-1]Manish Manish(UWW=インド)
2回戦 ○[5-1]Helary Maegisalu(エストニア)
1回戦 ○[3-1]Victor Ciobanu(モルドバ)
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【72kg級】原田真吾(ソネット) 5位=24選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[テクニカルスペリオリティ、0:33=0-9]Ali Feizollah Arsalan(セルビア)
《以下、前日に実施》
準決勝 ●Robert Attila Fritsch(ハンガリー)
準々決勝 ○[6-4]Ulvi Ganizade(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[負傷棄権、2:19=1-0]Ramaz Zoidze(ジョージア)
1回戦 ○[6-2]Daniel Cataraga(モルドバ)