【2023年世界選手権・展望（4）】昨年3位のエルナザ・アクマタリエフ（キルギス）が実力を伸ばしているか…男子フリースタイル70kg級

（2023年9月16～24日、セルビア・ベオグラード）

男子フリースタイル70kg級（9月16日開始、17日にファイナル）

　第1シードは昨年3位のエルナザ・アクマタリエフ（キルギス）、第2シードは昨年2位のゼイン・レザフォード（米国）。昨年優勝の成國大志は、レザフォードには圧勝したが。アクマタリエフには辛勝。同選手はその後、ワールドカップを含めて国際大会を5大会こなしており、実力を伸ばしている可能性はある。

▲昨年3位のエルナザ・アクマタリエフ（キルギス）、どのくらい実力を伸ばしているか＝2022年世界選手権

　ノーシードとなるが、2021年世界選手権65kg級2位のアミール・ヤズダニチャラティ（イラン）、同70kg級3位のエフゲニー・ジェルバエフ（AIN＝ロシア）が優勝争いに加わるか。

　第5シードに今年欧州選手権2位のラマザン・ラマザノフ（ブルガリア）、第8シードに今年のアジア選手権優勝のサンザー・ドシャノフ（カザフスタン）がいる。昨年のU20世界選手権3位で今年のシニア・アジア選手権も3位の青柳善の輔（山梨学院大）が上位へ食い込めるか。

シード選手（8月現在＝最終エントリーで変わる場合があります）

No.1 – Ernazar AKMATALIEV（キルギス）＝2022年世界選手権3位
No.2 – Zain Allen RETHERFORD（米国）＝2022年世界選手権2位
No.3 – Arman ANDREASYAN（アルメニア）
No.4 – Giorgi ELBAKIDZE（ジョージア）
No.5 – Ramazan RAMAZANOV（ブルガリア）＝2023年欧州選手権2位
No.6 – Servet COSKUN（トルコ）
No.7 – Igor NYKYFORUK（ウクライナ）＝2023年欧州選手権3位
No.8 – Sanzhar DOSZHANOV（カザフスタン）＝2023年アジア選手権優勝

エントリー選手（8月現在＝最終エントリーで変わる場合があります）

青柳善の輔（山梨学院大）
Nikita DMITRIJEVS MAYEUSKI (AIN)
Patricio MANGUAU (ANG)
Arman ANDREASYAN (ARM)
Magomed KHANIEV (AZE)
Ramazan RAMAZANOV (BUL)
Michael ASSELSTINE (CAN)
Hazhimuhan YELIXIATI (CHN)
Amr REDA (EGY)
Caetano SA (GBS)
Giorgi ELBAKIDZE (GEO)
Kevin HENKEL (GER)
Daniel ANTAL (HUN)
Amirmohammad YAZDANI (IRI)
Orts ISAKOV (JOR)
Sanzhar DOSZHANOV (KAZ)
Brian Maurice OLOO (KEN)
Ernazar AKMATALIEV (KGZ)
Yongseok JEONG (KOR)
Nicolai GRAHMEZ (MDA)
Cristian SANTIAGO (MEX)
Temuulen ENKHTUYA (MGL)
Fati VEJSELI (MKD)
Patryk OLENCZYN (POL)
Viktor VOINOVIC (SRB)
Niroshan MUNASINGE (SRI)
Marc DIETSCHE (SUI)
Mustafo AKHMEDOV (TJK)
Perman HOMMADOV (TKM)
Servet COSKUN (TUR)
Ihor NYKYFORUK (UKR)
Zain RETHERFORD (USA)
ABHIMANYOU (UWW)
Zafarbek OTAKHONOV (UZB)