※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は8月22日、来月16日(土)~24日(日)にセルビア・ベオグラードで行われるシニア世界選手権の男子グレコローマンのエントリーを発表。130kg級のキューバは、オリンピック5連覇を目指すことを表明しているミハイン・ロペスではなく、今年のパンアメリカン選手権を制したオスカル・ピノ・ヒンズがエントリーしている。
ロペスは、2021年東京オリンピックのときと同じく、ヒンズに出場枠獲得を託し、国内の代表争いで出場権を奪うか、ヒンズが出場枠を取れなかったときは、来春の大陸、または最終の予選に出場枠獲得をかけるものと思われる。
オリンピック階級は軒並み40選手を超えるエントリー。出場枠の上位5選手を目指して激しい闘いが展開されそう。ロシアとベラルーシの選手はAIN(中立)として名を連ね、ウクライナもエントリー。87kg級には、同国から東京オリンピック優勝で国会議員のジャン・ベレニュクの名前もある。
※エントリーは暫定的なものであり、変更される場合があります。