※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2023年U20世界選手権第4日は8月17日、ヨルダン・アンマンで前日スタートした女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ68kg級の星野レイ(東京・日体大桜華高)が優勝、50kg級の坂根海琉子(京都・丹後緑風高)と55kg級の清岡もえ(育英大)が銅メダルを獲得した。
星野は、2021年世界ジュニア(現U20)選手権2位のエリザベタ・ペトリヤコワ(AIN=ロシア)を相手に4-3で勝ち、優勝した。7月のU20アジア選手権も制しており、アジアと世界の二冠チャンピオンとなった。
清岡は3位決定戦で、昨年の準決勝で快勝したロザ・シェンタマシ(ハンガリー)にテクニカルフォール勝ち。連覇はならなかったが、銅メダルを確保。国際大会は8大会連続でメダルを獲得している。坂根は敗者復活戦を勝ち上がってスロバキア選手権と対戦。テクニカルフォールで勝ち、初の国際大会で銅メダルを手にした。
各選手の成績は下記の通り。
【50kg級】坂根海琉子(京都・丹後緑風高) 3位=19選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[Tフォール、3:36=10-0]Reka HEGEDUS(スロバキア)
敗復戦 ○[8-2]Zerda DEMIR(トルコ)
3回戦 ●[2-4]Audrey Rae JIMENEZ(米国)
2回戦 ○[2-2]Priyanshi PRAJAPAT(インド)
1回戦 ○[Tフォール、3:27=10-0]Maria CAZALLA TORRES(スペイン)
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【55kg級】清岡もえ(育英大) 3位=17選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[Tフォール、3:41=10-0]Roza SZENTTAMASI(ハンガリー)
準決勝 ●[フォール、1:15=2-4]Georgiana Carla LIRCA(ルーマニア)
3回戦 ○[Tフォール、2:21=11-0]Tuba DEMIR(トルコ)
2回戦 ○[Tフォール、0:24=10-0]Sophia Louise BECHARD(カナダ)
1回戦 BYE
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【68kg級】星野レイ(東京・日体大桜華高) 優勝=16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[4-3]Elizaveta PETLIAKOVA(AIN=ロシア)
準決勝 ○[9-4]Alina SHAUCHUK(AIN=ベラルーシ)
2回戦 ○[Tフォール、5:30=12-1]Isabella Maria MIR(米国)
1回戦 ○[フォール、0:59=5-0]Karolina Janina JAWORSKA(ポーランド)
《以下、前日に実施》
【59kg級】山内奏美(神奈川大) 9位=20選手出場《トーナメント表》
3回戦 ●[Tフォール、5:40=0-10]Kalmira BILIMBEK KYZY(キルギス)
2回戦 ○[10-1]Nawel BAHLOUL(アルジェリア)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
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【76kg級】茂呂綾乃(山梨学院大) 9位=14選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[3-4]Kennedy Alexis BLADES(米国)
※敗者復活戦に回れず