※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2023年U20世界選手権は8月14日、ヨルダン・アンマンで開幕。男子フリースタイル5階級の準決勝までが行われ、57kg級の西内悠人(日体大)が2年連続となる決勝進出を決めた。65kg級の荻野海志(山梨学院大)と70kg級の冨山悠真(山梨学院大)は敗者復活戦に回り、上位進出を目指す。
西内は、2021年世界カデット(現U17)選手権51kg級2位のウズベキスタン選手らアジアの3選手を連破した。決勝は昨年のU17世界選手権51kg級優勝のルーク・リレダル(米国)と対戦する。
荻野は2回戦でU20欧州選手権3位のアンドラニク・アベチシャン(アルメニア)を破ったが、3回戦でシニアの舞台でも結果を出しているモハマド・レザ・アサドラフ・シャケリ(イラン)に黒星。同選手が決勝に進んだことで、敗者復活戦の道がつながった。
富山は、1回戦で2021年世界カデット(現U17)選手権65kg級優勝のマイヤー・シャピロフ(米国)に敗れたが、敗者復活戦へ進む。
79kg級の淺野稜悟(静岡・飛龍高)は1回戦を勝ったが、2回戦でジョージア選手に黒星。97kg級の濱田豊喜(中大)は初戦の2回戦で敗れ、いずれも敗者復活戦に回れなかった。
各階級の成績は下記の通り。
【57kg級】西内悠人(日体大) 19選手出場《トーナメント表》
決 勝 Luke Joseph LILLEDAHL(米国)=15日に実施
準決勝 ○[Tフォール、0:59=10-0]Sagar SAGAR(インド)
3回戦 ○[フォール、1:47=2-0]Bakytbek DUISHENBEKOV(キルギス)
2回戦 ○[6-1]Nodirbek JUMANAZAROV(ウズベキスタン)
1回戦 BYE
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【65kg級】荻野海志(山梨学院大) 26選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Felipe FERRUSOLA MILLA(スペイン)=15日に実施
3回戦 ●[0-6]Mohammad Reza Asadollah SHAKERI(イラン)
2回戦 ○[10-6]Andranik AVETISYAN(アルメニア)
1回戦 ○[Tフォール、0:41=12-0]Singh JASKARAN(インド)
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【70kg級】冨山悠真(山梨学院大) 24選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Mirjavad NABIYEV(アゼルバイジャン)=15日に実施
1回戦 ●[Tフォール、3:34=0-11]Meyer SHAPIRO(米国)
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【79kg級】淺野稜悟(静岡・飛龍高) 27選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[0-7]Otari ADEISHVILI(ジョージア)
1回戦 ○[Tフォール、1:17=10-0]Christopher Paul BAKER(オーストラリア)
※敗者復活戦へ回れず
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【97kg級】濱田豊喜(中大) 18選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[Tフォール、2:41=1-12]Camden Neal MC DANEL(米国)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず