2012.10.04

入江ゆき(九州共立大)が優勝…世界学生選手権第2日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界学生選手権第2日は10月3日、フィンランド・クオルタネで男子フリースタイル3階級、女子2階級が行われ、女子48kg級の入江ゆき(九州共立大)が優勝、同51kg級の平野遥香(日大)が3位に入った。

 入江は1回戦を勝ったあと、2回戦で前回3位のジャスミン・マイアン)を撃破。準決勝で今年のワールドカップに出場したモンゴル選手を破り、決勝で2009・10年のアジア・ジュニア選手権44kg級優勝のリ・ニ(中国)を破った。9月の世界ジュニア選手権に続く優勝。

 平野は、準決勝で今年の世界ジュニア選手権優勝のダバーンチメグ・エーケンバヤール(モンゴル)に敗れたが、3位決定戦で同2位のメルブ・ケンガー(トルコ)を破って銅メダルを取った。

 男子は、84kg級の佐々木健吾(日体大)と120kg級の岡倫之(日大)がともに初戦で敗れ、敗者復活戦に進めなかった。96kg級は出場していない。

 男子フリースタイルは全日程を終了し、前日に74kg級の北村公平(早大)が取った銀メダルが最高。2大会続いていた金メダルが途切れた。国別対抗得点は10位。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

 【84kg級】佐々木健吾(日体大)    10位=13選手出場

1回戦 ●[0-2(0-8,1-1L)]Akhmed Magomedov(ロシア)

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 【96kg級】=派遣なし

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 【120kg級】岡倫之(日大)     12位=12選手出場

1回戦 ●[0-2(TF0-6,TF0-6)]Oleksandr Khotsiannivskyi(ウクライナ)

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 【国別対抗得点】

 [1]トルコ 49点(金2・銀1・銅2)、[2]ロシア 49点(金2・銀0・銅3)、[3]モルドバ 44点、[4]イラン 37点、[5]ウクライナ 34点、[6]米国 32点、[7]ポーランド 25点、[8]ルーマニア 24点、…[10]日本 20点


 ◎女子

 【48kg級】入江ゆき(九州共立大)     優勝=13選手出場

決  勝 ○[2-0(4-3,1-0)]Li Ni(中国)
準決勝 ○[フォール、2P(1-0,F3-0)]N. Erdenesukh(モンゴル)
2回戦  ○[2-0(2-1,4-2)]Jasmine Mian(カナダ)
1回戦  ○[2-0(1-0,4-0)]Tabatha Grunewald(フランス)

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 【51kg級】平野遥香(日大)    3位=10選手出場

3決戦  ○[2-1(0-1,3-2,TF7-0)]Merve Kenger(トルコ)
準決勝 ●[1-2(0-2,4-0,TF0-6)]D. Erkhembayar (モンゴル)
2回戦  ○[2-0(1-1,TF7-0)]Tiina Ylinen(フィンランド)
1回戦   BYE