※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
全国少年少女レスリング連盟
7月28日(金)三重県四日市市の四日市市総合体育館にて「令和5年度・第40回全国少年少女レスリング選手権大会」が、47都道府県より204クラブ・965選手の参加で開幕した。
新型コロナウイルスのリスクが軽減されたことにともない、今大会より会場への入場制限を撤廃したことで、3,000ある観客席がすべて埋まるほど熱気であふれ、館内は大きな声援が響いていた。
開始式で梅原龍一会長は「熱中症には十分に注意し、けがのないように頑張ってください」とエールを送り、続けて来賓の日本レスリング協会・谷岡郁子副会長が「ここに集った選手は日本レスリングの宝物」とあいさつした。
また、市を代表し森智広市長が「この会場で全国大会が開催できたことを誇りに思う。四日市のコンビナート夜景も楽しんでほしい」と歓迎の言葉を述べ、続けて三重県レスリング協会中瀬会長が「三重県はレスリングが盛んな街で、多くのメダリストを輩出している。皆さんも頑張ってほしい」と激励した。
最後に四日市出身で、東京オリンピック金メダリストの志土地真優選手(ジェイテクト)が「私自身もこの大会に出場した楽しい思い出があり、ここから大きく羽ばたいてほしい」と自身の体験を語った。
開始式の冒頭で、ドローンを飛ばして会場内を撮影するなど初めての試みもあった。映像は連盟YouTubeチャンネルにて近日アップロードされる予定。なお、大会は30日(日)まで開催される。