※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)の2023年ランキング大会第3戦・男子フリースタイルは6月3~4日にキルギス・ビシュケクで行われ、57kg級で今年4月のアジア選手権2位のアルマズ・スマンベコフがキルギス同士の決勝を制して優勝。地元のキルギスが、70kg級の世界銅メダリストのエルナザ・アクマタリエフが不在であるにもかかわらず3階級で優勝した。
ひざの負傷でマットを離れている2021年東京オリンピック2位のラビ・クマール(インド)は、エントリーしていたものの、出場しなかった。
バーレーンから、97kg級でアジア選手権優勝のアフメド・タジュディノフ、86kg級でアジア選手権92kg級3位のマゴメド・シャリポフの2選手が優勝。ともにロシアからの国籍変更選手と思われるが、国際大会は当初からバーレーンの選手。
65kg級はアジア選手権2位のツルガ・ツムリオチル(モンゴル)が優勝。125kg級は世界王者復帰を目指すゲノ・ペトリアシビリ(ジョージア)が勝った。
各階級の決勝は下記の通り。
【57kg級・決勝】
Almaz SMANBEKOV(キルギス)○[6-1]●Bekzat ALMAZ UULU(キルギス)
【61kg級・決勝】
Taiyrbek ZHUMASHBEK UULU(キルギス)○[8-2]●Shota PHARTENADZE(ジョージア)
【65kg級・決勝】
Tulga TUMUR OCHIR(モンゴル)○[5-2]●Alibek OSMONOV(キルギス)
【70kg級・決勝】
Orozobek TOKTOMAMBETOV(キルギス)○[3-2]●Syrbaz TALGAT(カザフスタン)
【74kg級・決勝】
Turan BAYRAMOV(アゼルバイジャン)○[2-1]●Dzhabrail GADZHIEV(アゼルバイジャン)
【79kg級・決勝】
Vladimeri GAMKRELIDZE(ジョージア)○[3-2]●Khidir SAIPUDINOV(バーレーン)
【86kg級・決勝】
Magomed SHARIPOV(バーレーン)○[不戦勝=負傷]●Abubakr ABAKAROV(アゼルバイジャン)
【92kg級・決勝】
Miriani MAISURADZE(ジョージア)○[6-1]●Gankhuyag GANBAATAR(モンゴル)
【97kg級・決勝】
Akhmed TAZHUDINOV(バーレーン)○[10-1]●Awusayiman HABILA(中国)
【125kg級・決勝】
Geno PETRIASHVILI(ジョージア)○[Tフォール、12-1]●Sardorbek KHOLMATOV(ウズベキスタン)