※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
5月22日にウズベキスタン・ジザフで開幕した2023年ベルト・レスリングのアジア選手権、カザフクレシュで、このスタイルに初挑戦の福井裕士(天理大コーチ)が3位に入賞した。
福井は初戦、体重が40kg以上重いイラン選手に判定勝ち。準決勝で、優勝したカザフスタン選手に敗れるものの、3位決定戦でインドの選手に見事な一本背負いを決めて一本勝ち。世界レスリング連盟(UWW)がノンオリンピックスタイルの種目としてカザフクレシュを認定して以来、この種目で日本勢として初の表彰台に立った。
各選手の成績は下記の通り。
【+100kg級】福井裕士(天理大コーチ)
3決戦 ○[一本勝ち]Jambhale Dipesh Kamlakar(インド)
準決勝 ●[一本負け]Zharylgapov Nurdaulet(カザフスタン)
1回戦 ○[判定]Pourya Ramezaniazinabadi(イラン)
【74kg級】黒崎辰馬(神戸医療未来大学講師)
敗復戦 ●[0-6]Buriev Dilshod(ウズベキスタン)
1回戦 ●[一本負け]Kozhambekov Zhumazhan(カザフスタン)
【100kg級】天野雅之(中央大学職員)
1回戦 ●[判定]Gombotseren Baljinnyam(モンゴル)