※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界ジュニア選手権第3日は9月6日、タイ・パタヤで女子4階級が行われ、44kg級の松元李恵(愛知・至学館高)と59kg級の浜田千穂(日体大)の2選手が優勝した。
松元は3試合に勝って決勝へ進み、昨年の世界カデット選手権43kg級2位のウクライナ選手を2-1で破って優勝。浜田は初戦で欧州ジュニア・チャンピオンのミミ・ニコロバ・フリストバ(ブルガリア)を撃破。その後の2試合も勝ち、決勝は欧州ジュニア選手権2位のハフィズ・サヒン(トルコ)に2-1で勝って優勝を決めた。
浜田は今年、アジア・ジュニア選手権55kg級に続いての優勝、ジュニアのアジア、世界の両タイトルを制覇した。
67kg級の土性沙羅(愛知・至学館高)は準決勝で2010年ユース五輪70kg級優勝のドロシー・イーツ(カナダ)に黒星。3位決定戦で米国選手を破って銅メダルを獲得した。
51kg級の志土地希果(至学館大)は3回戦でモンゴル選手に敗れ、敗者復活戦でも今年の欧州ジュニア・チャンピオンのニナ・ハマー(ドイツ)に敗れて8位。昨年に続いての優勝はならなかった。
各選手の成績は下記の通り。
◎女子
【44kg級】松元李恵(愛知・至学館高) 優勝=17選手出場
決 勝 ○[2-1(1-4,4-1,3-0)]Ilona Semkiv(ウクライナ)
準決勝 ○[フォール、2P(4-0,F3-0)]Indu Chaudhary(インド)
3回戦 ○[2-0(1-0,5-0)]Evin Demirhan(トルコ)
2回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Jane Schmieder(ドイツ)
1回戦 BYE
-----------------------------------
【51kg級】志土地希果(至学館大) 8位=21選手出場
敗復戦 ●[フォール、1P(F0-3)]Nina Hemmer(ドイツ)
3回戦 ●[1-2(1-0,0-1,0-2)]Davaachimeg Erkhembayar(モンゴル)
2回戦 ○[2-0(4-0,2-1)]Thongkan Kanjana(タイ)
1回戦 ○[2-0(1-0,2-0)]Madison Bianca Parks(カナダ)
-----------------------------------
【59kg級】浜田千穂(日体大) 優勝=19選手出場
決 勝 ○[2-1(0-1,1-0,7-2)]Hafize Sahin(トルコ)
準決勝 ○[2-1(2-0,0-3,3-1)]Oksana Herhel(ウクライナ)
3回戦 ○[2-0(1-0,5-1)]Tserenchimed Sukhee(モンゴル)
2回戦 ○[2-0(1-0、TF6-0)]Mimi Nikolova Hristova(ブルガリア)
1回戦 BYE
-----------------------------------
【67kg級】土性沙羅(愛知・至学館高) 3位=15選手出場
3決戦 ○[2-0(TF7-1,1-0)]Jennifer Page(米国)
準決勝 ●[0-2(TF1-7,3-6)]Dorothy Erzsebet Yeats(カナダ)
2回戦 ○[2-0(1-0,4-0)]Karyna Stankova(ウクライナ)
1回戦 BYE