2012.09.05

太田忍(日体大)が銅メダル…世界ジュニア選手権第2日(男子グレコローマン)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界ジュニア選手権第2日は9月5日、タイ・パタヤで男子グレコローマン4階級が行われ、55kg級の太田忍(日体大=右写真)が銅メダルを獲得した。

 太田は初戦で、昨年3位、シニアのゴールデンGP決勝大会でも3位となっているアゼルバイジャン選手に敗れたものの、敗者復活戦2試合で勝利。3位決定戦で今年1月のベービ・エムレ国際大会(トルコ)に出場するなどシニアの大会ででも闘っているセリフ・キリチ(トルコ)にフォール勝ちし、3位に入った。

 グレコローマンでメダルを獲得したのは、2010年50kg級の合谷成喜(日本文理大)以来2年ぶり3人目。

 他の3階級では、84kg級の加賀谷庸一朗(国士舘大)が1試合勝ったにとどまり、上位進出はならなかった。前日と合わせて銅メダル1個に終わった。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【55kg級】太田忍(日体大)      3位=28選手出場
3決戦 ○[フォール、3P(2-4,TF6-0,4-0)]Serif Kilic(トルコ)
敗復2 ○[2-0(2-0、TF6-0)]Mazyar Shirmohammadi(フィンランド)
敗復1 ○[2-0(4-2,5-0)]Abou Halima mohamed el Said ab Abou Halima(エジプト)
1回戦 ●[0-2(0-1,TF0-6)]Eldaniz Azizli(アゼルバイジャン)

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 【66kg級】金光輝明(東洋大)      35位=36選手出場
1回戦 ●[フォール、2P(TF0-6,F0-3)]Dmytro Pynkov(ウクライナ)

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 【84kg級】加賀谷庸一朗(国士舘大)     11位=27選手出場
2回戦 ●[0-2(0-2,1-2)]Idris Tatiev(ロシア)
1回戦 ○[2-0(4-0,3-0)]Manuchekhr Alaev(タジギスタン)

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 【120kg級】園田新(滋賀・日野高)      13位=17選手出場
2回戦 ●[フォール、1P(F0-3)]Giorgiy Shoniya(ロシア)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》
[1]アゼルバイジャン 40点、[2]ロシア 38点、[3]トルコ 38点、[4]イラン 32点、[5]グルジア 28点、[6]ウクライナ 24点、…[18]日本 8点