※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2022年U23世界選手権(10月17~23日、スペイン・ポンテベドラ)の女子53kg級に、負傷で辞退した藤波朱理(日体大)に代わり、6月の全日本選抜選手権2位の奥野春菜(自衛隊)が派遣されることになった。
奥野は、2017年に55kg級で、2019年に53kg級で、それぞれU23世界選手権優勝を成し遂げており、今回が3度目の出場。これまで、U23世界選手権で2度優勝した選手は、女子5選手(日本選手は奥野、源平彩南、五十嵐未帆の3選手)、男子フリースタイル3選手、男子グレコローマン4選手の計12選手いるが、3度優勝はなく、優勝すれば史上初の3度優勝となる。
同選手は2019年の世界ジュニア(現U20)選手権での優勝で、世界で初めてカデット(現U17)、ジュニア、U23、シニアの4世代の世界選手権を制した。
今月2~3日の国体(栃木・足利市)女子53kg級で優勝したばかり。女子チームは、きょう15日夜、成田空港を出発する。