※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
7月5日(火)からバーレーン・マナマで始まったU20アジア選手権に出場する男子フリースタイルの全日本チームが7月5日、成田空港から出発した。アラブ首長国連邦・アブダビを経由して現地に入る。
米満達弘コーチ(自衛隊)は「コロナで海外遠征ができなかった。遠征できることだけでも意味は大きい。どの選手も外国選手との実戦を多く経験してほしい」と話す。自分の力を出し切って闘ってこそ、負けてもその中から課題が見つかるとし、「自分の技が外国選手に通用するか、思い切って試してほしい」と望んだ。
U17アジア選手権を通じ、女子と男子フリースタイルでインドの躍進が伝えられている。同コーチのロンドン・オリンピックの決勝の相手はインド選手で、乙黒拓斗が優勝した2018年世界選手権の決勝の相手もインド選手。「以前から強い選手はいた。今もシニアで強豪はいる。特別に意識することなく、自分の持っているものを出し切ることを心掛けてほしい」と望んだ。
男子フリースタイルの選手団は下記の通り。9日(土)~10日(日)に行われる。
7月 5日(火) 男子グレコローマン55・63・77・87・130kg級
6日(水) 男子グレコローマン60・67・72・82・97kg級
7日(木) 女子50・55・59・68・76kg級
8日(金) 女子53・57・62・65・72kg級
9日(土) 男子フリースタイル57・65・70・79・97kg級
10日(日) 男子フリースタイル61・74・86・92・125kg級
【チームリーダー】馬渕賢司(中京学院大監督)=出発済み、【コーチ】前田翔吾(日本オリンピック委員会/クリナップ)=出発済み、米満達弘(自衛隊)
【帯同審判】若佐篤実(福山通運)、浦田享(富山・藤園南幼稚園)、小塚英晃(愛知・稲沢東高教)=U15チームとともに出発済み
【トレーナー】野呂賢二(スポーツ医科学委員会)=出発済み
《男子フリースタイル代表選手》
▼57kg級 山口太一(早 大)
▼61kg級 佐藤大夢(中 大)
▼65kg級 細川 周(京都・丹後緑風高)
▼70kg級 鈴木大樹(山梨学院大)
▼74kg級 硎屋亮太郎(日 大)
▼79kg級 高原崇陽(専 大)
▼86kg級 権田 龍(周南公立大)
▼92kg級 菊地一瑳(埼玉・埼玉栄高)
▼97kg級 佐々木優太(育英大)
▼125kg級 品田陽平(法 大)