2012.08.12

【ロンドン五輪最終日ファイナル】男子フリースタイル96kg級は米国が勝ち、2階級制覇

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【ロンドン(英国)】ロンドン五輪のレスリング競技最終日は8月12日、ロンドン市内のエクセルでフリースタイル男子66kg級と96kg級が行われ、66kg級は世界選手権2位の米満達弘(日本=自衛隊)が初優勝を遂げた。日本は、1968年メキシコ五輪以来の4階級制覇を達成した。3スタイルでの金メダルランキングでは、ロシアと並ぶ4つで1位。メダル総数での国別のランキングでは2位となったが、近年で史上最高の結果を残した。

 66kg級の2位は2010年世界選手権2位のスシル・クマール(インド)。前年度世界選手権王者のメフディー・タカビ(イラン)は、初戦で敗退した。
 
 96kg級は昨年世界選手権3位のステファン・ヴァーナー(米国)がウクライナのバレリー・アンドゥリートゥセブを破って優勝。74kg級に続いて米国に2つ目の金メダルを獲得した。
 
 各階級の成績は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

 【66kg級】
 
 ▼決勝
米満達弘(日本)○[2-0(1-0,3-1)]●Sushil Kumar(インド)
 
 ▼3位決定戦
Ramazan Sahin(トルコ)○[2-1(1-4,3-1,4-2)]● Akzhurek Tanatarov (カザフスタン)
Livan Lopez(キューバ)○[3Pフォール(0-3,2-0,5-1=1:53)]● Jabrayil Hasanov(アゼルバイジャン)
 
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 【96kg級】
 
 ▼決勝
Stephen Varner(米国)○[2-0(1-0,1-0)]●Valerii Andriitsev(ウクライナ)
 
 ▼3位決定戦
George Gogshelidze(グルジア)○[2-0(1-0,4-2,2-0)]● Kurban Kurbanov(ウズベキスタン)
Khetag Gazyumov(アゼルバイジャン)○[棄権]● Reza Yazdani(イラン)