※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
三重県レスリング協会の宇野長好(ながよし)会長が1月1日午前1時50分、死去されました。85歳。葬儀は、コロナ禍ということもあって家族葬で2日に済ませた。喪主は長男・義之氏。
同氏は明大でレスリングに取り組み、1959(昭和34)年卒業。三重県や四日市市にレスリング協会を設立するなど同県のレスリングの発展に尽力。四日市市議としてもレスリングの活動を支えた。長男・義之氏も明大OB。
2017年12月に全日本選手権観戦で上京した際、脳梗塞で病院に運ばれ、大腸がんを併発するなど闘病生活を続けていた。
三重県は現在、金メダリストのべ5人を含めオリンピック代表選手のべ11人を輩出。全日本選手権の出場選手数は毎年1、2位を争うなど国内有数のレスリング王国となっている。