※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
金メダルを見せる伊調(左)と小原
小原は「朝、体が痛くて起きた」そうで、激戦の“後遺症”で最高の朝を迎えた。「レスリング人生に悔いはない。次はママになりたい」と話し、「レスリングをやらせるか」との問いには、「女の子なら、減量できつい思いをさせたくないので、レスリングはさせない。真喜子(妹)の子供にはやらせますけど」と、報道陣を笑わせた。
28歳の伊調には、早くも4年後のリオデジャネイロ五輪を目指す期待がかけられている。その問いに明言はしなかったものの、「練習を再開してやる気になれば、考えられると思う」と話し、含みを残した。
晴れの会見のはずだが、2人ともそわそわ。会見開始が午後0時半で、1時からは吉田沙保里と浜口京子の出場する試合が行われるため、早く会場に駆け付けたかった様子。自身の栄光を振り返るより、チームメートの応援に一刻も早く駆けつけたいふうだった。
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