2010.11.22

【熱戦写真集】アジア大会第1日(男子グレコローマン3階級)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

【熱戦写真集】アジア大会第1日(男子グレコローマン3階級)(11月21日、中国・広州 / 撮影=保高幸子)


 

【55kg級1回戦】
長谷川恒平(福一漁業=青)○[2-0(1-0,2-0)]●Marat Karishalov(カザフスタン)
第1ピリオドを取った長谷川は、第2ピリオドのグラウンド攻撃でガッツレンチを決めた(右写真)。

 

【55kg級2回戦】
長谷川恒平(福一漁業=赤)○[2-0(TF6-0=1:04,TF6-0=1:05)]●Kritsada Kongsrichai(タイ)
発展途上のタイ選手を相手に、長谷川は一本背負いなどを連発して快勝(右写真)

 

【55kg級準決勝】
長谷川恒平(福一漁業=赤)○[2-1(1-0,0-2,1-0)]●Hamid Soryan(イラン)
第1ピリオド、長谷川はガッツレンチをスーリヤンに決める(左写真)。第2ピリオドは守ったが最後に回された(右写真)。

 

世界5連覇の選手を破り、ぼう然とするスーリヤンのそばで長谷川は最高の笑顔。

 

【55kg級決勝】
長谷川恒平(福一漁業=青)○[フォール、2P1:26(2-0,F7-0)]●Kanybek Zholchubekov(キルギス)
第3ピリオド、長谷川は一本背負いからフォール(左写真)。試合後は伊藤広道監督に抱きつき、満面の笑み(中・右写真)

 

レスリング競技の最初の表彰式で君が代が鳴り響いた。

 


【60kg級1回戦】

松本隆太郎(群馬ヤクルト販売=赤)●[0-2(TF0-6=1:51,0-2)]Omid Noroodzi(イラン)
右足首負傷で苦しい展開となった松本は、第2ピリオド、ガッツレンチを受けてしまった(右写真)。

 

【60kg級敗者復活1回戦】
松本隆太郎(群馬ヤクルト販売=赤)○[2-1(TF0-6=0:51、1L-1,3-0)]●Xie Zhan(中国)
負傷の右足首の影響か、動きはいつもと違ったが必死の攻防が続いた。

 

【60kg級3位決定戦】
松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)○[2-1(0-3,3-2,2-0)]Sanjarbek Jumashev(ウズベキスタン)
第2ピリオド、一本背負いを耐え、すぐにバックへ回った松本(左写真)。第3ピリオドは圧力をかけて相手を2度場外に押し出した(右写真)。

 

銅メダル獲得とはいえ、表情は今ひとつの松本。

 


【66kg級1回戦】

藤村義(自衛隊)○[2-0(2-0,4-0)]Pan Zheng(中国)
第1ピリオド、藤村は相手のリフトをこらえニアフォールへ(左写真)。フォールはならなかったが快勝した。

 

【66kg級2回戦】

藤村義(自衛隊)○[2-0(2-1,2-0)]Kim Hyeonwoo(金炫雨=韓国)
グラウンドの防御から持ち上げられ、そり投げ君気味に投げられた藤村(左写真)。第2ピリオドはラスト1秒にガッツレンチ(右写真)

 

【66kg級準決勝】
藤村義(自衛隊)●[0-2(0-1,0-3)]Darkhan Bayakhmetov(カザフスタン)
第1ピリオド、ガッツレンチを仕掛けたが、惜しくも0点(左写真)。第2ピリオド、痛恨の首投げを受けてしまった(右写真)

 

【66kg級決勝】
藤村義(自衛隊)○[2-1(0-2,3-0,1-0)]Besiki Saladadze(ウズベキスタン)
第2ピリオド、がっちり押さえたが場外へ逃げられた(左写真)。最後は相手のガッツレンチを必死にこらえる。

 

全日本チームの自衛隊双方の監督の伊藤広道監督が祝福(左写真)。でも銅メダルでは、満面の笑みはなし(右写真)