※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
全日本学生連盟は6月16日、8月25日(火)~28日(金)に岐阜・中津川市東美濃ふれあいセンターで行われる予定だった文部科学大臣杯UNIVASCUP全日本学生選手権の中止を発表した。13日(土)に執行部がZoomオンライン会議を行い、その後、メールでの理事会にて承認された。
ただし、延期や代替大会を望む意見が多数あり、具体案(条件に見合う施設確保、調整可能な時期)が提案されれば、感染拡大状況をうかがいながら、前向きに検討を続けるという。
この決定により、8月までの日本協会と傘下連盟主催の大会は、すべて中止か延期となった。9月は元々大会がなく、再開は早くても10月になる。
文部科学大臣杯UNIVASCUP
令和2年度全日本学生レスリング選手権大会の開催中止について
全日本学生レスリング連盟
日時:令和2年6月13日13:00~13:40 執行部によるZoomオンライン会議
【中止理由】
〇活動状況調査の結果、活動を再開している大学は厳しい制約下での段階的活動であり、通常には戻れていないため。
〇6月中に活動再開が見込めない大学や、大学が大会参加(条件付きや未定含む)を認めない大学が多数確認されたため。
〇7月以降に活動再開できたとしても2か月後に迫った大会への参加は調整不足などで事故につながる可能性が高いため。
〇接触競技という特性から、現時点では日本スポーツ協会の感染拡大予防ガイドラインに沿った感染防止策を講じることは非常に難しいため。
〇特定警戒都道府県の大学が多く、開催地である中津川市へ多数の関係者が移動することは市民の理解を得にくいため。
但し、前期の大会が軒並み中止となり、延期や代替大会を望む意見が多数あったため、具体案(条件に見合う施設確保、調整可能な時期)が提案されれば、感染拡大状況をうかがいながら、前向きに検討を続けることとした。
以 上