伊調W63

伊調馨(いちょう・かおり)=ALSOK

1984年6月13日、青森県生まれ。27歳(五輪時28歳)。愛知・中京女大附高~中京女大(現至学館大)卒。高校時代の01年ジャパンクイーンズカップで56kg級現役世界チャンピオンの山本聖子をフォールで破って優勝する大殊勲を達成。02年のアジア大会63kg級で銀メダルのあと、世界選手権で初出場初優勝を飾った。03年にも世界選手権で勝ち、04年アテネ五輪で優勝。05年はアジア選手権、ユニバーシアードと国際舞台で優勝を重ね、世界選手権で3度目の優勝を達成。06年も世界選手権とアジア大会を制覇した。

 

2007年のアジア選手権は不戦敗となり、4年2ヶ月ぶりの黒星を喫してしまった。連勝記録は「81」でストップしてしまったものの、世界選手権への出場は確保され、5度目の優勝。08年北京五輪で2連覇を達成した。その後、休養でマットを離れ、2009年秋にカムバック。2010・11年に世界選手権を連覇し、3度連続の五輪出場を決めた。166cm。