※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子グレコローマンの「ピトラシンスキ国際大会」最終日は6月24日、ポーランド・ラチブシュで行われ、ロシアでの合宿から移動して参加した96kg級の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)が4試合に勝って優勝した。
準決勝では、昨年のこの大会で斎川を破るなどして優勝し、1ヶ月後の世界選手権で3位に入ったルスタム・トトロフ(ロシア)にリベンジ。決勝はウクライナ選手を破った。
この大会は毎年、世界選手権や五輪の前哨戦と位置付けられており、欧州の強豪選手が参加するハイレベルの大会。日本選手で優勝したのは、2003年大会55kg級の豊田雅俊以来。
斎川の成績は下記の通り。
◎男子グレコローマン
【96kg級】斎川哲克(両毛ヤクルト販売) 優勝=13選手出場
決 勝 ○[2-0(1-0,2-0)]Vladimir Vasilev(ウクライナ)
準決勝 ○[2-1(0-1,1-1,1-0)]Rustam Totrov (ロシア)
2回戦 ○[2-0(2-0,4-1)]Yilmaz Dogan(トルコ)
1回戦 ○[2-0(1-0,1-0)]Grzybicki Radosław(ポーランド)