2019.09.21

奥井眞生(自衛隊)が敗者復活戦へ…2019年世界選手権・第7日(2)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

世界王者には敗れたが、敗者復活戦の道がつながった奥井眞生=撮影・保高幸子

 【ヌルスルタン(カザフスタン)、世界選手権取材チーム】2019年世界選手権第7日は9月20日、カザフスタン・ヌルスルタンで新たに男子フリースタイル4階級がスタートし、74kg級の奥井眞生(自衛隊)が敗者復活戦に回ることになり、オリンピック出場枠獲得となる3位決定戦まで、あと1勝とした。

 奥井は初戦の2回戦でカナダ選手、3回戦でキルギス選手を破り、4回戦で昨年の世界王者のザウルベク・シダコフ(ロシア)と対戦、0-6で黒星を喫したが、シダコフが決勝に進んだことで敗者復活戦への道がつながった。21日にポーランドかメキシコの選手と対戦し、勝てば3位決定戦進出となる。

 70kg級の志賀晃次郎(拓大)は1回戦から2連勝し、92kg級の大津拓馬(山梨学院大)は初戦の2回戦を勝ったものの、ともに3回戦で黒星。125kg級の荒木田進謙(athletic camp LION)は初戦で敗れ、いずれも敗者復活戦に回れなかった。

 125kg級にカザフスタン代表として出場したオレッグ・ボルチン(ブシロード=山梨学院大)も初戦でロシア選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。


男子フリースタイル

 【70kg級】志賀晃次郎(拓大)   30選手出場
3回戦 ●[Tフォール、2:56=0-11]Emamichoughuei, Younes Aliakbar(イラン)
2回戦 ○[Tフォール、2:28=10-0]Ibrahim, Abdulrahman Ibrahim A. (カタール)
1回戦 ○[Tフォール、1:51=10-0]Barrios Rochez, Luis Sabel(ホンジュラス)

※敗者復活戦に回れず

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 【74kg級】奥井眞生(自衛隊)   39選手出場
敗復戦 (ポーランドorメキシコ)
4回戦 ●[0-6] Sidakov, Zaurbek(ロシア)
3回戦 ○[2-2]Dzhakybekov, Ilgiz(キルギス)
2回戦 ○[8-2]Phulka, Jasmit Singh(カナダ)
1回戦  BYE

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 【92kg級】大津拓馬(山梨学院大)   18選手出場
3回戦 ●[0-5]Mtsituri, Irakli(ジョージア)
2回戦 ○[9-2]Baatar, Nyambayar(モンゴル)
1回戦  BYE

※敗者復活戦に回れず

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 【125kg級】荒木田進謙(athletic camp LION)   28選手出場
1回戦  ●[警告失格、4:31=0-8]Romanov, Alexandr(モルドバ)

※敗者復活戦に回れず

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 【125kg級】オレッグ・ボルチン(カザフスタン=ブシロード)   28選手出場
1回戦 ●[4-7]Khugaev, Alan Lavrentevitch(ロシア)

※敗者復活戦に回れず