※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(2019年8月19日、大阪・堺市金岡公園体育館 / 取材・撮影=矢吹建夫)
■71kg級優勝・松居俊伍(福井・敦賀気比)「自分の得意分野のグレコローマンで、しっかりと安定して勝ち上がれて、初めての高校のチャンピオンになれて、とてもうれしい。体力的な問題はなかったですが、自分の技をもっと積極的に出せたらよかったのかな、と思います。決勝は、前半にバンバン取れたんですけど、後半、ちょっとていねいにいきすぎた。硬くなった部分もあったので、どういう場面でも自分の展開に持っていけるよう、これからもっと練習したいと思います」
■80kg級優勝・山田脩(千葉・日体大柏)「インターハイで西田選手(衛人=山梨・韮崎工、今回の決勝の相手)に負けてしまった。リベンジを目指した大会で、うまく首投げが決まって4点取ることができてよかったです。その後は、自分から攻めることはできてもテクニカルポイントを取ることができなかった。改善したいなと思うところです。これからグレコローマンにも力を入れ、自分からテクニカルポイントを取るような技を身につけたい。試合展開をもう少し工夫して、もっと楽な試合展開ができるようにしていきたいと思います」
■92kg優勝・玉岡颯斗(群馬・館林)「決勝で、自分がグラウンドで守る姿勢になった時、粘り強く最後まで諦めずにこらえて、0点で抑えられたことがよかった。そのあと、このままだと負けるなと思って、自分から勝負を仕掛けにいって、しっかり点を取れたことがよかったところです。後半になるにつれて足がばたついてしまい、まだちょっと安定感に欠いてしまった。最後までしっかり勝ち切る力を鍛えていきたいと思います」
■125kg優勝・宮内勇真(静岡・伊豆総合)「今回のよかったところは、前に出られたところだと思います。試合終盤で危ないところがあったので、今後そのようなことがないよう、国体に向けて頑張ります」