※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国で世界選手権代表が決まっていなかった男子フリースタイル79kg級の「Final X」が8月17日、ラウンドロック高校で行われ、世界王者のカイル・デイクが、予選を勝ち上がってきたアレックス・ディアーリンガーに3戦2勝システム(3試合が予定され、2試合勝った方が勝者)で2連勝。米国の代表を勝ち取った。
他の階級は6月に実施されたが、デイクの負傷のためこの階級は延期されていた。
ディアーリンガーはオクラホマ州立大時代に全米学生(NCAA)選手権3度優勝。今年は「ダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会」(ブルガリア)や「ヤシャ・ドク国際大会」(トルコ)のランキング大会に優勝するなど世界で通じる実力をつけていたが、現役の世界王者に分があった。