※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
欧州大会レスリング競技第5日は6月29日、ベラルーシ・ミンスクで男子グレコローマン3階級のファイナルなどが行われ、ロシアが3階級を制覇した。
60kg級は、63kg級で昨年の世界選手権と今年の欧州選手権を制しているステパン・マリャニャンが優勝。初戦で60kg級の昨年世界2位・今年欧州1位のビクトル・シオバヌ(モルドバ)をテクニカルフォールで下した。9月の世界選手権(カザフスタン)へ向けて、同級で昨年の世界王者に輝いたセルゲイ・エメリンとのロシア代表争いが激化しそう。
67kg級は昨年欧州王者のザウール・カバロエフが優勝。やはり昨年世界王者のアルテム・スルコフとのロシア代表争いが展開されるか。
77kg級は昨年の世界チャンピオンのアレクサンドル・チェヒルキンが勝った。3月のダン・コロフ-二コラ・ペトロフ国際大会(ブルガリア)では5位に低迷したが、再浮上なるか。
各階級の成績は下記の通り。
【60kg級】
[1]Maryanyan, Stepan(ロシア)
[2]Torba, Erik(ハンガリー)
[3]Ciobanu, Victor(モルドバ)
[3]Chkhartishvili, Dato(ジョージア)
【67kg級】
[1]Kabaloev, Zaur(ロシア)
[2]Bolkvadze, Shmagi(ジョージア)
[3]Daurov, Soslan(ベラルーシ)
[3]Nemes, Mate(セルビア)
【77kg級】
[1]Chekhirkin, Aleksander(ロシア)
[2]Chalyan, Karapet(アルメニア)
[3]Kessidis, Alexandros Michel(スウェーデン)
[3]Loerincz, Tamas(ハンガリー)