※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
5月19~22日にウズベキスタン・タシュケントで行われるアジア選手権の男子フリースタイルの日本代表チームが5月15日、成田発の大韓航空機で出発した。
チームは5月9日から東京・味の素トレーニングセンターで合宿しており、同所から成田空港へ向かった。田南部力監督(警視庁)は「選抜(明治杯全日本選抜選手権)のあとで、選手は体重調整が大変だったと思う。大会でけがをした選手もいた。(追い込むというより)実戦重視の練習をやらせた」と、約1週間の直前合宿を振り返り、追い込みすぎず、ゆるめすぎずで、まずまずのコンディションが出来上がったもよう。
最近のこの種の国際大会は、大会前に国際レスリング連盟(FILA)のサイトにエントリー選手が公表されている。しかし今回は、理由は不明だがアップされておらず、参加選手に関しては何の情報もないまま現地に向かうことになった。田南部監督は「それも経験。変なプレッシャーを感じることもなく現地にいけるわけで、問題はない」と話し、だれが相手でも自分の実力を出し切ることを望んだ。
このあと、17日に男子グレコローマンと女子の代表選手が現地に向かう。大会日程および日本代表選手は下記の通り。
5月19日(木) 男子フリースタイル55・60・66・74・84kg級
5月20日(金) 男子フリースタイル96・120kg級、女子48・51・55kg級
5月21日(土) 女子59・63・67・72kg級、男子グレコローマン55・60kg級
5月22日(日) 男子グレコローマン66・74・84・96・120kg級
《役員》
【本部長】髙田裕司(日本協会専務理事)
【総監督】佐藤満(専大)
【男子フリースタイル監督】田南部力(警視庁)、【同コーチ】井上謙二(自衛隊)
【男子グレコローマン監督】伊藤広道(自衛隊)、【同コーチ】豊田雅俊(警視庁)
【女子監督】木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、【同コーチ】藤川健治(自衛隊)
【男子トレーナー】川﨑淳(ハンズコーポレーション)
【女子トレーナー】高橋あすか(ファクトリージャパン)
【帯同審判員】藤本賢一(奈良・二階堂高教)、横山二朗(千葉・佐倉高教)
《男子フリースタイル選手》
▼55kg級 稲葉泰弘(警視庁)
▼60kg級 高塚紀行(自衛隊)
▼66kg級 小島豪臣(K-POWERS)
▼74kg級 高橋龍太(自衛隊)
▼84kg級 松本真也(警視庁)
▼96kg級 下中隆広(中京学院大学クラブ)
▼120kg級 荒木田進謙(専大クラブ)
《男子グレコローマン選手》
▼55kg級 峯村亮(神奈川大学職)
▼60kg級 倉本一真(自衛隊)
▼66kg級 清水博之(自衛隊)
▼74kg級 田村和男(ワセダクラブ)
▼84kg級 岡太一(自衛隊)
▼96kg級 山本雄資(警視庁)
▼120kg級 新庄寛和(自衛隊)
《女子》
▼48kg級 三村冬子(日大)
▼51kg級 菅原ひかり(愛知・至学館高)
▼55kg級 松川知華子(ジャパンビバレッジ)
▼59kg級 齊藤貴子(自衛隊)
▼63kg級 伊調馨(ALSOK)
▼67kg級 井上佳子(クリナップ)
▼72kg級 浜口京子(ジャパンビバレッジ)