※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
モンゴル・オリンピック委員会の役員が明らかにしたところによると、モンゴルは2013年の女子ワールドカップ、2014年の世界選手権、2015年のアジア選手権の開催に立候補することを決めたもよう。
蒙古相撲やレスリングがサッカー以上に盛んなモンゴルは、これまでに2001年のアジア選手権や2006年の世界学生選手権を開催しているが、世界選手権の開催はない。2005年から世界選手権は3スタイル同時に実施するようになり、経済基盤のしっかりした協会でしか開催できないようになっている。アジアでは2006年に中国が、2010年アジア大会開催地の広州の支援によって開催しただけで、他にウズベキスタンが立候補した程度だった(2008年に東京で開催された世界女子選手権は除く)。
国のめざましい経済発展とともに、レスリングでも発展しているモンゴルでの世界選手権が実現するか。
なお、2013年の世界選手権は2005年に続いてハンガリー・ブダペストに内定している。